- 家が映画館なら、家から出ないでこもりっぱなしの快適ライフが送れるのになぁ。
- 映画を観ながらワイワイしたいけど映画館じゃできないしなぁ。
- 朝起きたらテレビ、家に帰ったらテレビ、テレビ観るために生きてんのか?
- テレビって邪魔じゃね?
こんな思いに至ったことのあるあなたに。
- でも何を買えばいいの?
- どんな家ならいいの?
- でもお高いんでしょ~?
こんな疑問を持ったあなたに。
憧れを憧れのままでは終わらせない。
ホームシアター化して2年使ってみた30代独身の男がおすすめの機材を紹介します。
必要な機材
まず、ホームシアターを作り上げるのにひつような機材をリストアップしました。それがこちら。
- プロジェクター(そらそう)
- スピーカー(音質にはこだわりたいよね)
- 映像通信機器(プロジェクターに繋ぐものだよ)
- 映像コンテンツ(オンデマンドサービスね)
- Wi-Fi環境(もはや水道・電気に並ぶインフラよね)
あれば嬉しい機材
- スポットライト(意外と見落としがちなのよ)
- 窓のない白い壁orスクリーン(機材ではないのかも)
プロジェクター選定紹介
今回はホームシアター計画のメインであるプロジェクターの選定方法から紹介していきます。
選定要素
1.画質
『画質って聞いたことあるけど、あれだよね。あのー。なんか画面の綺麗さ?』ってかたは多いんじゃないかと思いますのでざっくりご紹介。
(画質良) 8K>4K>2K>FHD>HD>SD (画質悪)
(高価) 8K>4K>2K>FHD>HD>SD (安価)
上記のような並びになるわけですが、『じゃあどのレベルが必要なん?』って話なんですが、ずばり”HD”です。
8Kから2Kまでは動画ファイル自体が対応しているものが少ないからとりあえず今は選択肢には入れにくいかと。残りは割と主観になるので答えにくいものなんですが、わたしが家電量販店で確認してきたところ、FHDとHDは横並びにして比較しないと違いに気付きませんでした。しかしSDは粗さがわかってしまいました。
てことで、ずばり”HD”なんです。
2.光源
【水銀灯 VS LED、レーザー】
プロジェクターの光源には「水銀灯・LED・レーザー」の3種類があり、水銀灯光源の寿命が約2000時間、LEDとレーザーは約20000時間とされています。一日8時間視聴したとして下記の期間が寿命となります。
- 水銀灯 {2000時間÷(8時間×365日)}≒8ヶ月
- LED、レーザー{20000時間÷(8時間×365日)}≒6年10ヶ月
『一日8時間視聴するって長いやろ!』って話ですが、それでも6年以上の寿命があるってすごくないですか??
そうなると、LEDとレーザーのどちらかってところですよね。
【LED VS レーザー】
LEDとレーザーはどちらもダイオードという素子をつかって発光させるのですが、LEDの波長は10㎚なのに対しレーザーの波長は1~2㎚と短いという特徴があります。
『…で?』って突っ込まれそうなのでざっくり説明しますね。波長が短いというのは直進性があるということでして、光の点の一つ一つの輪郭がはっきりします。つまりLEDのほうは「ぼんやり」レーザーのほうは「くっきり」ってかんじですかね。
そして、レーザー光源はその構成からコンパクトな設計が可能であるという特徴もあります。光源がコンパクトなら機器全体もコンパクトな設計が可能となります。
てことで、”レーザー光源”を選びましょう。
3.サイズ
ホームシアターなので自宅のどこかに設置することになりますよね。しかし、自宅でそんな広く場所をとれない。できるだけコンパクトな設計を求めるべきだと思います。
4.投影距離
プロジェクターは投影する面までの距離でスクリーンサイズが決まってくるので、あらかじめ自宅の設置したい場所と投影する面までの距離を計測し、想定されるスクリーンサイズを確認しましょう。ちなみにわが家では、投影距離約3mでスクリーンサイズ約100型で視聴できています。(下記資料はエプソンEF-100用)
5.自由度
「設置場所の自由度」これって結構大事で、手書き感のある上の図でわかるかと思いますが、斜めからの投影にも対応できる「台形補正」この機能があるものを買いましょう。
「明るさの自由度」光源が明るいことで、真っ暗な状態でなくてもある程度視聴できます。明るさの単位はlm(ルーメンス)といいますが、ビジネスの会議での利用は3200lmほどが推奨されています。しかし、今回は自宅での利用ですのでそこまでの明るさは必要ないでしょう。家電量販店でいろいろ試してみましたが、自宅での利用は”2000lm”もあれば十分だと思われます。
メリット
①大画面の割に安い
残念ながら人気国内メーカーでは、現在100インチ以上のテレビは製造されていません。100インチは家庭用には現実的でないとしても、国内メーカーでも取り扱っている65インチ〜85インチなら製造されています。でも、やっぱり高い!
SONY
BRAVIA KJ-65X80J (65インチ)
138600円
1インチあたり2132円
(価格コム調べ2021.09.15)
SONY
BRAVIA XRJ-85X95J (85インチ)
457500円
1インチあたり5588円
(価格コム調べ2021.09.15)
1インチあたりの単価をみるとまだまだ大画面テレビにびびっちゃう。
対して、
おすすめしたいプロジェクター
エプソン EF-100(100インチ)
86800円
1インチあたり868円
(価格コム調べ2021.09.15)
素晴らしい!
画質の違いはあれどコスパ凄くないですか?
②観たいときだけ部屋に大画面を設置できる(大画面テレビほど使わないときに邪魔)
③テレビ台がいらない
④配線で床がごちゃつかない
⑤部屋をすっきりみせることができる
⑥部屋の掃除が楽
これらは、似たようなメリットになるのですが、独身や主婦なら身にしみてわかる掃除の手間が減るメリット!
わたしが購入したときは想定してませんでしたが、このメリットがめちゃくちゃ大きい!
このメリットを享受してからテレビを固定の場所に置こうって発想はできなくなってます(笑)
デメリット
①吸排気口の定期清掃が必要
テレビは買って、設置したら壊れるまで放置だったと思います。
しかし、プロジェクターはテレビに比べると発熱があることで、その熱の排熱のために吸排気口とフィルターがあり、中でファンが回っています。ですから、定期的なフィルターの清掃が必要とされます。
これはわたしが使用した実績からですが、半年に一度の清掃で問題ないようです。フィルター清掃も難しい段取りはなく簡単です。
②光源の交換が必要(レーザーなら不用)
選定要素の中で書きましたが、水銀灯であれば球の交換が定期的に発生しますが、LEDやレーザーなら発生しません。
③光源を直接観ると眩しい
そらそう。って感じるかもしれませんが、本当に眩しいんです。小さなお子さんがいるご家庭では注意してあげましょう。
④リアルタイムでの地上波の視聴が難しい
この問題がテレビから移行する人が抵抗感をもつ点かもしれません。
プロジェクターは、あくまで映像の入力があって、それをただ映し出すだけです。
ですので、映像出力機器が別途必要になります。
そこで、提案したいのが、Amazon fire stick(セール期間3980円程度)、併せてAmazon prime(年間4900円)への加入です。
家にWi-Fi環境があれば、この2つの機器でYouTube、TVer、Amazon prime videoが観れるようになります。
TVerで民放400番組が観れますし、Amazon prime videoで映像も見放題です(笑)
で、本題はリアルタイムでの地上波視聴ですが、これもまた解決する手段があります。
nasneという機器をご存知のかたは少ないと思います。
「ざっくりいうと地上波をWi-Fiで飛ばして映像出力機器で観れるようにしちゃうよ」ってやつです。
詳しくは公式ページをご覧ください。
これで地上波リアルタイム視聴の問題は解決できますので、もはや踏み出さない理由がないって感じです。
「1人で、家族で、友人と」
誰にも邪魔されないホームシアターでQOL(クオリティオブライフ)爆上げしましょう!
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