今回は、ホームシアター計画の第三回。まだ第一・二回を読まれていない方は、ぜひご覧くださいませ。
さて、プロジェクター・スピーカーに続いてご紹介させていただくのは、照明設備です。
これまで、ホームシアター計画を進めてきましたが、ホームシアターにしてみて発覚した弊害、「手元が暗い問題」を解消するために照明をスポットライト化する方法とおすすめの照明器具を紹介いたします。
これで下記の利点をゲットしちゃいましょう。
・部屋に光の演出効果を取り入れ、雰囲気UP
・手元の視認性向上(映画を観ながら用意したポップコーンとコーラをこぼすことがなくなります)
照明の効果
照明には主に下記の2つの効果があります。
・暗い場所を明るくする効果➡機能性
・空間に光の演出をする効果➡演出性
みなさんが使用されている照明の多くはシーリングライトではないでしょうか。シーリングライトを選ぶ理由としてはおそらく、
「1部屋に設置できる場所が天井に1か所だから1つで全体を一番明るくしたい」
こんなところではないでしょうか。
しかし、これでは機能性としての明るさは確保できますが一辺倒な光で、空間にメリハリがつくれません。
また、全体が明るくなってしまうためホームシアターには向いておらずシーリングライトを点ければ画面が観えにくくなり、消したら手元が観えなくなるジレンマが発生します。
そして演出性の照明といえば、例えばネオン管照明のように照明そのものや、間接照明のように注目させたいものだけを照らす照明です。
これらは明るさが足りないことが多いという欠点があります。
じゃあ、機能性と演出性を兼ね備えた照明ってなんなん?という方におすすめしたいのがスポットライトです。
なぜなら、スポットライトであれば選ぶ電球で照射角度を絞ることができ、光を当てるところと当てないところを自由に設定できるからです。スポットライトであれば機能性・演出性を両立させることができます。
この特徴は画面側には光を当てず、手元だけ明るくすることができるためホームシアターに最適でもあります。
スポットライトって素敵!
ダクトレール
「スポットライトってお店で使われてる照明で、工事しなきゃいけないんじゃないの?」
という方に朗報です。
シーリングライトを取り付けるときに引っ掛ける場所ありますよね→その部品、引掛けシーリングといいます。
引掛けシーリングに取付けてスポットライトを使えるようにするのがダクトレールです。
ダクトレールを取付けることで工事をせず、賃貸でもスポットライトを使えるようになります。
調光・調色
このキーワードをご存じでしょうか?
調光:光の量を調節することができる
調色:光の色温度を調節することができる
という意味です。
調光についてはお判りいただけたかと思いますので、調色について少し詳しく説明しますね。
「昼白色」や「電球色」のような表現を聞いたことはあるのではないかと思いますがこれが「色温度」です。そして色温度の単位は「K:ケルビン」
赤みのあるほうが色温度は高く、青みのあるほうが色温度が低いとされます。
昼白色:5000K
電球色:3000K
そしてこの色温度を調節することができる機能が「調色」です。
調光・調色の機能があれば、光に多様性を持たせることができますね。
わが家の写真ですが、①ー②、③ー④の変化が調光、①ー③、②ー④の変化が調色です。
また、これらの機能がリモコン操作できればソファに座ったまま、映画を観ながら調節することができたら便利ですよね。
まとめ
上記で勧めてきた内容を盛り込んで、なおかつコスパを求めるとき、2021年9月現在の選択肢は一つに絞られてしまいます。
それが「ダクトレール+スポットライト+SMOOVE電球」です。
なんと下記の照明の構成であれば2021年9月現在、12000円以下で実現できます。
この照明を使っている、わが家を一部ご紹介します。
背景でYouTubeや映画を映し、手元は作業性UP。
そして時には暗めのカフェ風に。
あぁ、またQOLが上がってしまった…
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